当院の看護師、狭山市の人生設計講座で講演
お知らせ2013.08.21
若者の人生設計を支援しようと狭山市は8月21日、シンポジウム「夢を叶えた先輩からのメッセージ」を開催。
当院2階南病棟の看護師・高田隼基さんが、狭山市内で働く「先輩」として登壇しました。
高田さんは札幌市出身。
姉が看護師学校に通っていたことから、人の役に立つ仕事をしたいと思い看護師を目指しました。大学では、看護学科の学生は男子15名、女子109名と男子が少なく、多少の不安はあったそうです。
しかし、北海道で行われた看護師の合同就職セミナーで出逢いがありました。
当院の看護部長、水野たつ子副院長に「あんたを一人前にするから見学においで」と言われると、様々な不安が吹っ飛び、地元で就職する気持ちが一転、埼玉県にある当院へ興味を持ちました。さらに病院見学では、男性看護師の谷山航さんが患者に接している姿を実際に見て「自分もこんな看護師になりたい」感じ、石心会への入職を決意しました。
現在は、循環器科と心臓血管外科の患者さんが入院している2階南病棟の担当。ここでは年間1000件を超える心カテーテル治療の患者さんや、心臓に疾患のある患者さんが入院しており、不整脈や急変に常に気を配る職場です。始めの頃は、患者さんが急変すると焦ってしまう時期もありましたが、先輩看護師らの背中をみて勉強し、3年目の今では率先して動けるようになったそうです。また当院は男性看護師が10名と多く、「男性看護師ならではの相談も出来るため働きやすい!」と高田さん。
最後に高田さんは、「看護師は、専門看護師や認定看護師などさらに専門性を高めようと勉強し続けていける職業で、学習したことがすぐに現場で活用できることもやりがいです。また患者さんが元気に退院していく姿を間近で見られる喜びがあります。今後はさらに知識や技術を身につけて、いつかは自分がお手本になれるような先輩になりたいです」と参加者へメッセージを送っていました。