看護師ときどき患者?

こんにちは(•ө•)♡5D病棟看護師Tです♫
皆さんお元気でしょうか??

 

\\\\\病棟スタッフでパシャリ/////
本日は私のことについてお話させて頂きます(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

 

タイトルの通り、私は看護師であり、クローン病患者でもあります。

 

皆さんはクローン病をご存知でしょうか?
クローン病は口から肛門までの消化管に炎症を起こす疾患です。

 

私は看護学生だった20歳の頃に診断されました。体調が悪くても実習や試験など受けなければならず、当時はとても辛かった記憶があります。

 

治療でステロイドの内服をしていた際には「顔が丸くなった?」など、病気のことを知らない知人に何気ない一言を掛けられた時があります。そんなときは涙が溢れないよう、笑顔で誤魔化したりしていました。
腹痛で何度もトイレに行くと「トイレに行き過ぎじゃない?」など、言葉一つでたくさん傷つくことがありました。
このまま体調が悪いままなのか…
看護師としてやっていけるのか…
不安は大きく、なかなか受け止めることができない自分がいて。次の治療に進むため特定疾患の申請をしなければいけないのに、受給者証が手元に届いたら、私は完全な病気持ちだと認定されてしまう気がして、なかなか手続きに進もうとしなかったこともありました。

 

また、栄養療法として経腸成分栄養剤(エレンタール)を飲む必要があったのですが、
・おいしくない
・においが気になる
・周りの目が気になる
進んで飲めるものではありませんでした。
様々なフレイバーを試したり、飲み物で割ったり、ゼリーにしてみたりするなど工夫をしてなんとか摂取できるよう努めました。

 

その後、ステロイドをやめて生物学的製剤の自己注射を導入することになりました。
自分の体に自分で針を刺すのは、最初はもちろん抵抗がありましたが、体調を天秤にかけたとき、迷わず自己注射を選びました。

現在は2週間に1回の自己注射と免疫抑制剤の内服をして、仕事と治療の両立をしています。

 

 

 

今でも時々、腹痛や発熱でお休みや早退してしまうことがあります。
そんな時に師長さんからは「無理しなくていいよ。後に響くから早く受診してね」と言って頂いたり、スタッフからは「体調大丈夫?」と声を掛けて頂いたりして、本当にあたたかい病棟で働けて良かったなと実感しています。
持病がある分、周囲と比較して引け目を感じることも正直ありますが、自分の出来ることを精一杯やり遂げ、支えてくれる方や環境に感謝を持ち続けていきたいです。

 

持病のことはセンシティブな問題だと捉えられてしまいますが、「持病」も自分をつくる大切な個性の一つだと考えていますʕ•̀ω•́ʔ✧

 

患者さんの気持ちに寄り添えるような看護師になれるよう日々努め、私なりの看護の色を示していけたらいいなと思います。
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