今回は私が2014年9月1日から12月16日(20日間)埼玉県看護協会が主催する
がん看護臨床実践能力育成研修に参加させていただきました。
この研修には、がん看護に必要な知識を補うための講義や
必要とされる看護についても学ぶことができるようにプログラムが組まれています。
特にELNEC-J コアカリキュラムというプログラムでは、
エンド・オブ・ライフ・ケア:
「病いや老いなどにより、人が人生を終える時期に必要とされるケア」
について深く学ぶことができました。
2週間、他院で実習をするとても貴重なプログラムもあり、
私は頭頸部がんの患者・・・特に失声直後の患者の看護を学びたいと思い
頭頸部外科での実習をさせていただきました
学生以来の実習・・・そして実習記録・・・
とてもとても緊張しました。
実習生さんたちの気持ちを体験する良い機会にもなりました。
その実習の中で、私は自分の看護についてひとつひとつ
「これでいいのか。このケアが最善のケアなのか」
と自問自答しながら実習に望んでいました。
それにより、自分の看護を振り返ることで、
自分の看護を深めることができたと思います。
この実習での思い出として、
ある患者さんに実習最終日に伺った際に、
「あなたに出会えてよかった。」
と言ってもらえたことが
なによりも一番嬉しかったです。
その時に「看護って素晴らしい!!」
「看護師になってよかった!!」
と久しぶりに思うことができました。
看護師として
まだまだ未熟な私ですが、
こうして貴重な経験をさせていただいたことで
一歩成長できたのではないかと思います。
看護は一生勉強とも言われますが、
これからの看護師人生の糧となるように
今後も向上心を持って学びを続けていきたいと思います。
今後はこの学びを実践に十二分に活かしていきたいと思います。
5階北病棟 田中郁美
☆ がん看護臨床実践能力育成研修 に参加して ☆ への1件のコメント