思い込みの傾向を知るということ

SNE(石心会看護部研修会)シニア研修がありました


石心会は川崎に本部をおく社会医療法人グループです

今日は、グループ15施設の看護管理者が集まり

研修会を開きました


今年度のテーマは

「認知療法的 セルフマネジメント」

臨床心理士の小平さち子先生の講義と演習です


『認知療法の原則は・ ・ ・

「私たちの感情というものは外的な出来事によってつくられるのではなく、

その出来事をどう解釈するかによってつくられる」という理論が基礎になっています


自分の頭の中で言っていること、つまり、考えが感情を作るのだということが基本です

                                                     講義資料より  』

 

ストレス感情を生み出す認知は“思い込み”と呼ばれ

そこには認知の歪みが生じています

 

自分の認知の傾向を知ることから始まり

歪みの修正→合理的な反応へと続き

感情のコントロールをすることでセルフマネジメントを行います

 

 

看護という職業に限ったことではありませんが

私たちは多くの人とのかかわりの中に身を置いています

それぞれの人に価値観があり、相手への期待があり

人は思い込みをしています

 

じぶんには“ふつう”のことが

決して相手には“ふつう”ではないのですね

見る人によって

見方も変われば、見えるもの自体が違う場合があります

そのことを理解しているのと、いないのとでは

コミュニケーションに大きな影響を与えてしまうのでしょう

 

みなさんに見えているものは

現実ですか? 感情ですか?

 

 

看護副部長 粕谷文子

 

 

 

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