9月26日 月曜日
埼玉県地域看護研修センターへいってきました
看護職のワークライフバランス(WLB)推進ワークショップ
参加5施設の発表をきかせていただきました
発表会の前に
日本看護協会の専門職支援・中央ナースセンター事業部の
小村先生の講義がありました
ちょっと、ご紹介します
WLBに対する誤解(1)・・WLBは仕事と子育ての両立支援である
いえいえ、実は
*WLBの実現は、子供のいる女性など、特定の職員層だけの課題ではありません
*未婚・既婚や子供の有無、男女や年齢に関係なく、すべての社員(職員)が
仕事に意欲的に取り組むことができ、仕事以外の生活も充実させることが重要です
WLBに対する誤解(2)・・WLBは仕事と仕事以外の生活を同程度に重視すること
いえいえ、実は
*キャリアパス、ライフステージ、本人の意向等に応じて、仕事と仕事以外の生活の
バランスをどのようにとるかは異なってきます
*多様な価値観やライフスタイルを受容できる職場を実現することが大切
と、いうことです
WLBはすべての職員が対象であること、
そして、ワークとライフのバランスは個人によって違うもので単純に同じ割合でもないですし
時期によっても変わるものなんですね
生活者として、仕事以外の割合が大きい場合もあれば、
専門職として、仕事に多くの時間を費やすこともあるでしょう
どちらもとても大切です
専門職である看護職も生活者であり、
個人の生活が成り立たなければ、看護職の継続就労や
生産性の向上も望めません
WLBが実現することで
仕事の満足度も高まり、そのことは、看護ケアの質向上につながっていくものと思います
それぞれの生活を尊重した「おたがいさま」意識のある
職場風土・環境整備をみんなで考えていきたいと思います