震災・・体験者の実際をうかがって

3月29日 木曜日

 

ほんとうに、現実とは思えないことが、起こっていたんですね

想像を絶する、想定外のことが・・・

 

1年前の3月11日 東日本大震災は、起きてしまいました

地震・津波・放射能

一瞬のうちに、あらゆるものが、奪われました

 

この震災を教訓として、災害に対する意識を高め、備えるため

狭山病院でも、防災訓練の強化の必要性を強く感じています

 

今日は、元石巻市民病院の看護副部長においでいただき

お話を伺うことができました

 

悪夢とは、このようなことをいうのでしょうか

勤務中に被災された副部長のお話には、身につまされる思いでした

 

すべてに閉ざされた環境の中、平常心を保ち、

患者さんの安全を最優先に考え、職員が団結していったことが伝わってきました

 

 

それにしても、5日間、救援を待つ間

死をも覚悟しながら懸命に患者さんのケアにあたった病院スタッフのみなさん

どんな言葉も表すことは難しいですが

大変なご経験をされ、おつらかったことと思います

 

石巻私立病院では、宮城沖地震が起こることを想定し、

日ごろから災害訓練をされており、

そのことが、被害を最小に抑えられたといわれていました

 

日ごろの備えがいかに大切か

今日の講演で教えていただいたことを

明日の災害対策に役立てていきたいと思います

 

看護部長 粕谷文子

 

カテゴリー: 研修[~2020年9月30日までのもの]   パーマリンク

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