研修の夜

昼間の研修の後、研修生たちは、

明日のグループディスカッションに向けて課題に取り組まなければなりません

倫理的問題があると思われるケースについて、

看護職の倫理綱領15項目に照らし合わせて、分析をしていきます

 

どこに問題があるのか

それは本当に問題なのか

そこから導き出される答えに正解はあるのか

価値観の違いを共有することができるのか

 

脱線しながら、枝葉をひろげ、また本線に戻ってきます

戻る先には必ず、

それって患者さんにとってどういうことなの?

家族のためになっているのか?・・ということ・・

 

夕食の後も、各グループごとに、熱い討議が続けられていました

 

課題がひと段落ついたところで

グループに分かれていた研修生たちが、また集合してきて

いつの間にか、「語る会」に発展していきました

研修後の懇親会や大浴場での語らいなど、

文字通り、裸の付き合いができるのも、宿泊研修のよいところのです

 

ところどころ、愚痴や不満で部屋の空気が充満する場面もありましたが

そこはさすが、明日の狭山病院をしょって立つ中堅りーだーたち!

だれとはなく、打開策をポッとささやいたりします

 

不思議なもので、そのポジティプ発言1つで、部屋の空気が

さ~っと変わっていきます

ほんと!すごいなぁ~

 

普段聞けない声や、本音もいっぱい飛び出しました

もちろん、問題もたくさんでてきます

だけど、そこに取り組むことで、もっともっと良い病院になれる

と、実感できました

YES  !  WE  CAN   wink02.gif

 

看護部長 粕谷文子

 

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