外出帰りの電車の中で
うとうと~っと仕掛けた時に、停車した駅から
部活動帰りと思われる高校生が、数人、
大きなスポーツバックをかかえて乗ってきました
スポーツマンって感じで、さわやかな好青年
青春してるなあって感じです
するとそのさわやか青年たちは、
おもいおもいに、コンビニの袋を開けだして
静かに黙々と、空腹を満たしはじめたのです
さほど混んでない車中で、
決して、大きな声ではしゃいでいるわけでもないから
周りの人に迷惑かって言ったら、そうでもないんですけど
一生懸命がんばって、おなかすいてるんだろうな~
とか、ついつい、母心を出してしまいたくなりますが・・
いやいや、やっぱり、電車の中は公共の場でありますから
何をどう考えても、マナー違反です
どうしたものか
しっかり言ってあげるのが、大人の役目
と、わかってはいるけれど・・
そんな自分と葛藤していると
車両の隅にたっていた、年配のおじさまが
高校生たちに近づいてきた、と思ったら
「おい、おまえたち、こんなところで、なにごとか!」と一喝
高校生たちは、もちろん、びっくりしたようでしたが
周りのお客さんもちょっとびっくり
しっかり注意してくれたおじさんに
よくぞ行ってくれましたと感謝している自分と、
そんなに、大きな声で怒鳴らなくてもいいのに
とも思う自分が、
またまた葛藤し始めて・・
注意を受けた高校生はというと
素直に応じてくれていたので、
やっぱり悪い子たちではないなあと、安心しました
ほんの1・2分の出来事でしたけど
なんか、自分のモラルも問われたようで
気持ちがいろいろ動きました
看護副部長 粕谷文子