1.看護師
2.保母
3.【昆虫】保母虫
もともと“nurse”はラテン語の“nutricia”(ニュートリキア)という語がフランス語を経て英語に入ったものです。
英語の“nurture”(育てる)、“nourish”(養う)、“nutrition”(栄養)、“nutritious”(栄養のある)などと同系で、その語源は「お乳をあげる人」という意味でした。
私は…男性です。お乳は出ません。
「病人を看護する」と言う意味での“nurse”は16世紀後半から見られ、一般的に使用されるのは18世紀からのようです。
日本では、「nurse」に初めは「看病人」という訳が付けられ、のちに「看護人」、さらに「看護婦」(男性に対しては看護人)から「看護士」、そして「看護師」になりました。
現在、『Oxford Advance Learner’s Dictionary』 には…
“person, usually female, trained to help doctor to look after the sick or injured”
とありますが、新語をいち早く掲載する『Merriam-Webster』 には…
“a person who cares for the sick of infirm”
femaleやwoman という語は出ていません。
言葉は、時代やニーズと共にその定義は少しずつ変わってきます。
本年度、診療報酬が改定されました。
債務残高GDP比200%超の財政難、少子超高齢化を見据え、『病院』の機能、『看護』の役割も時代やニーズと共に変わります。
6/10~12、日本看護協会『通常総会』が開催です。
看護科長
高橋 順