現在、病棟に看護学生が臨地実習に来ています。
将来看護の道を歩むべく、日々大量の記録に追われながらも、指導者や教員からの指導やつっこみを受けながらも、一生懸命頑張っています。
どんなことが患者さんのためになるのか、安全にケアを行うにはどうするか、もとの生活に近づけるにはどうするか、などなど、頭を悩ませているようです。
学生の指導をすると、自分とは違う発想が飛び出てびっくりすることもありますが、看護の基本に振り返ることができます。
日々の業務や忙しさに追われて見失いがちなことを思い出させてくれます。
それと同時に看護ってなんだろうなあと考えます。
もちろん学校では習っているのですが、人がひとりひとり違うように、患者さんも一人ひとり違って、看護師が行う看護も一人一人違います。
看護の字には「手」と「目」と「言」の字があります。
「目」をこらして、「手」を惜しまず、「言」葉を尽くして、病める人を「看」て「護」ることが一つの役割なんだろうなあと考えながら、学生さんも自分なりの看護の形をみつけてくれるといいなあと思っています。
まだまだ続く実習、負けずに頑張れ~!!
仲間になる日を待ってるよ~!!
3階北病棟 阿部布久子