8/9(火) フラダンス鑑賞会が行われました。

緩和ケア病棟では去年より、定期的に月に一度、声楽やクラシック・ジャズ・チェロやコントラバス・ギター演奏などのイベントを開催しています。患者さまとご家族の癒やしになればとの願いを込めて企画しています。イベントの開催のたびに音楽の力ってすごいなーと感じております。演奏する方の心と一日一日を大切に過ごされている患者さまとの間に流れるメロディーはあっという間に聴いている人の心を優しく揺さぶり、癒やしてくれるのです。知っている曲、思い出のある曲をきっかけにライフレビューをすることができ、自身の生き方を振り返ることができて、そこから、たくさんの気づきがあり、感謝や勇気をもらえます。

イベントを企画するまでに、私たちには、いろいろな思いがあります。参加される患者様の病状の心配や、ご家族の想いを聞かせていただく中で当日をどう迎えることができるのかと。そのなかではいつもささやかな小さな「きせき」がおきます。この小さな「きせき」はみんなの思いやりがあるから起こるのだと思います。

今日はコンサートではなく、スタッフが通っている「ノアノアフラスタジオ」さんに来ていただいて、フラダンスを楽しみました。曲の意味、衣装、ダンサーの笑顔に癒やされました。ベッドで参加の患者さまは吐き気や痛みがでることなく最後までご家族と一緒に参加できました。また、デールームに出られない患者さまのためにお部屋で踊ってくださり、一緒に写真を撮りました。その患者さまは、お辛い病状のなか、最高の笑顔とダンサーへ「ありがとう」と拍手をくださいました。その後、スイカやお菓子でお茶会をし終了となりましたが、スイカが甘くて大当たりでした。やっぱり、ちいさなちいさな「きせき」がおこりました。

 

 

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緩和ケア病棟 看護師

 

 

 

 

 

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