11/15(火)に埼玉県看護協会認定看護師派遣事業の一環として、摂食・嚥下障害看護の勉強会を行いました。
講師は、埼玉県総合リハビリテーションセンター 摂食・嚥下障害看護認定看護師 板垣 卓美看護師。
1時間と短い時間でしたが、「こんな時はどうしたらいいのだろう?」という疑問に答えていただきながら講義を聞きました。
・嚥下しやすいように細かく刻んだ食事を提供していたけれど、実は“刻み食”は飲み込みにくい食形態であった。
・食事をしていない時の口腔内は、雑菌だらけでトイレ以上に汚れている。
…など知識として知っていたつもりでしたが、まさに「目からうろこ」の講義内容でした。
口から栄養を取る為には、まず食べる口腔内環境を整えることから始めていかないといけません。また、食べやすい姿勢、視覚で食べ物を認識できるようにしたり、食物の食感や味を感じてもらうことで、患者さんが楽しんで食事をしていただける工夫が大事だと思います。
今回の講義で「食べることとは何か?」と考えるきっかけを頂きました。
年末年始は、おいしいものを食べる機会が多くなります。皆さんも、楽しくおいしく食べて健康な毎日を過ごしてください。
講師をしてくださった、板垣 認定看護師 ありがとうございました。
看護部教育委員会