西中学校の学生4人による「中学生社会体験事業[3daysチャレンジ]」の3日目です。
今日が最終日。
午前中は「中央材料室」と「検体検査室」です。
「中央材料室」では、手術する器械類を洗浄・滅菌について学びます。
なぜ、洗浄・滅菌しているのか、どんな洗浄・滅菌のやり方があるのかなどを教えてもらい、実際に綿球や手帳などを滅菌パックして体験してみました。
また、「検体検査室」では、患者さんから採取した血液や細胞、便などをどの様に検査しているのか、何がわかるのかを学びました。テレビドラマで見る精密機器が並んでいるのを見て、学生たちからは歓声が上がっていました。
午後からは「薬剤室」-入院患者さんへの薬を調剤している部署-です。
どの様に調剤しているのか、患者さんごとに薬の出し方を変えている様子等を学びました。
また、何人もの人が同じ内容をチェックすることで、間違いをなくし、患者さんへ安全に薬がわたるように工夫されていることも学びました。
今回の3日間の体験を通して「病院」という建物の中に様々な職業の人たちがいて、それぞれが連携しながら患者さんに医療を提供していることを知ってもらえたようです。
学んだことを、仕事について、将来について考えるヒントにしていただけたら嬉しいです。
看護管理室