今日は2日ぶりの集合研修。
午前中は、「NST・嚥下・食事介助」についての研修です。
NSTとは「Nutrition Support Team(栄養サポートチーム)」の略です。 栄養状態が悪いと治療効果が得られにくく、合併症を引き起こすリスクが高くなります。治療効果を高めるためには超急性期より1人1人に見合った適切な栄養管理を考える必要があります。
当院では、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士などで医療チームを構成しています。
今日は、管理栄養士の方が講義をしてくださり、実際に患者さんに提供されている高カロリー栄養補助剤を食べさせていただきました。バナナ味・リンゴ風味・きなこ味・コーヒー味等様々な味付がされていましたが、少しとろみがあり不思議な食感でした。
「今皆さんが感じているのは健康な状態で食べる味です。患者さんたちは、また違った味や食感で食べているんですよ。」との説明がありました。
午後からは、「トランスファー」についての研修です。
リハビリ技師の方が講師となり、患者さんの体に負担をかけない体位交換の仕方、移乗の仕方などを学びました。
明日からの約3週間は、配属先での研修・トレーニングとなります。
今までの研修で学んできたことを振り返りながら、配属先の特徴的な内容や基本事項をしっかり学んでください。
看護部 教育委員会