退院後訪問指導とは、退院後患者さんが安心して在宅または在施設での療養を継続できるよう、医師の指示により看護師等が在宅または施設を訪問し、療養生の指導などを行うことです。
退院後、看護師が訪問することで、患者さんとご家族の在宅療養に対する不安の軽減を図ります。また、入院時に関わった看護師が訪問することで、関係性を継続し、必要時の再入院による不安の軽減を図ることを目的としています。
今回は、地域包括支援センターや訪問看護施設の方と一緒に患者さんのご自宅へ訪問しました。
患者さんの看護に関わる者同士、病院での生活について情報共有することができました。
なにより『絶対に家に帰りたい!』と言っていた患者さんが、実際に家に帰ることができ、活力のある生活をしている姿を見ることができたこと、ご家族から『入院中はコロナのため、面会ができなくて不安だった。家に帰ると決めてからは、不安で眠れなかった。しかし、退院して自宅に帰ってからこんなチーム[退院後訪問指導]があって頼ることができることが分かり、不安な気持ちがなくなりました』との言葉を聞くことができたこと、とても嬉しく思いました。
地域包括支援センターや訪問看護施設の方々の「これからは、私たちがしっかりサポートしていきますよ。」との言葉に、連携の素晴らしさを感じることができた退院後訪問指導でした。
3B 主任看護師