『安全においしく食事をしてもらうために』と題し、摂食嚥下看護についての研修が行われました。
全5回コースの第1回目です。
この研修は、クリニカルレベルに関わらず希望者が受講できる研修です。
看護師の他、医師や栄養士など他職種の方たちも講師となって、さまざまな角度から嚥下について学んでいきます。
今日の講師は、摂食嚥下障害看護認定看護師。
人は物を口に入れると歯で噛んで飲み込みやすい形にします。そして、それを飲み込んで食べ物が胃に運び込まれる動作課程のことを『接触嚥下』といいます。
誰もが年齢に伴い少しずつ食べる周辺機能が弱くなっていきます。
嚥下の際、喉の奥ではどんなことが起きているのか、解剖生理と窒息のリスク管理について学びました。
口から食べることは、様々な機能に支えられています。
食べることによって患者さんの身体機能も向上します。
基礎からしっかりと学び、今後のケアに活かしていってください。
看護教育センター