12/10 レベルフリー研修 -摂食嚥下看護 第2回- 17:30-18:30
『安全においしく食事をしてもらうために』と題し、摂食嚥下看護についての研修が行われました。
全5回コースの第2回目です。
この研修は、クリニカルレベルに関わらず希望者が受講できる研修。
看護師の他、医師や栄養士など他職種の方たちも講師となって、さまざまな角度から嚥下について学んでいきます。
講師は、摂食嚥下障害看護認定看護師。
今日は、誤嚥性肺炎についてです。
誤嚥性肺炎は、反射機能が衰えたことにより、気管に入り込んでしまった食べ物や唾液と、それに含まれる細菌を除去できずに起きる肺炎です。食物や唾液が誤って気管に入った場合、普通はむせて排出しますが、高齢者や睡眠中などの反応が鈍くなる時には、誤嚥してしまってもむせや呼吸苦が起きないことがあります。
高齢の方にとって、誤嚥性肺炎は誰にでも起こり得、身近に迫る問題です。
誤嚥を予防する工夫をするとともに、誤嚥を肺炎に発展させないことを学び、今後のケアに活かしていってください。
看護教育センター