レモンナース Summer研修Ⅱ

今日の研修は「フィジカルアセスメント」。

講師は 集中ケア認定看護師 2名です。

フィジカルアセスメントでとらえたニーズを共有すること、SBARについて理解することを目的として研修が行われました。

 

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SBARは緊急時、簡潔にもれなく報告を行うためのツールです。そのため、“Situation(状況)”から報告をするようになっていますが、一般的には最初に「自分が何者」で「誰(何号室の○○さん)」の報告をしたいかを宣言することが安全面からも求められます。

 

【S】Situation[状況、状態] -患者さんに何が起きているのか-
【B】Background[背景、経過] -患者さんの臨床的な背景・状況は何か-
【A】Assessment[評価] -私が考える問題は何か-
【R】Recommendation[依頼、要請] -私の提案はこれです-

 

報告は、事実のみを伝えることとは異なります。
何のためにその報告をしようとしているのかが大切です。自らの考えや、依頼したいことを伝えるのは、最初は難しいことですが、ぜひ挑戦してほしいと思います。

自分の考えを持つことは、患者さんにどうなってほしいのか、何が必要なのかを考え、ケアを追加修正することにつながります。「今、何が起きているか?」「今後どうなることが予測されるか?」「何を必要としているか」を考えるようにしていきしょう。

 

 

看護教育センター

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