日々を過ごしていると、毎日いろいろなことがおこります
色いろな人に出会いますし
いろいろな人とお話しします
会話というコミュニケーションの中では、言葉は
たくさんの意味を持ちますね
人との会話の場面で、どうしても自分をよく見せたくなってしまったり
頭が悪いと思われたくなくて、知ってるふりを装ったり
自分の想いや考えを素直に言えなかったり
そんなことが
しょっちゅうあります
アウトプットを増やすには、インプットが多くなくてはならないと
わかってからは、どうしたらインプットが多くなるのか、
自分に受け皿があるのかと考えました
本を読むことで、たくさんの言葉に出会えます
でも本の言葉を自分の言葉として言うことは
いいのだろうか
それでは、自分の考えが、自分の言葉で言えてないような
気がして、なんだか自分には考えが何もないのではないかなあ
と思っているときに
詩人の谷川俊太郎さんが友人の小室等さんにあてた一文を読みました
「いいんだよ。人間が考えるほとんどのことは、太古の昔に語りつくされているものだ。
新しいものなんて、そうあるものじゃない。誰かが考えていることに
賛同した瞬間、その考えは自分のものになるんだから」と
なんだか救われた思いでした
たくさんの人との出会いや、言葉との出会いの中で
自分の語れる言葉をみつけていこう
と、思ったのでした
看護部長 粕谷文子