スランプ

6月25日 土曜日


漫画家の萩尾望都さんがスランプに陥った時、

知り合いの画家の人がこんなアドバイスをしたそうです


「私はスランプになると、必ずデッサンにもどります

それは画家としての基本だからです

そして自分自身の底辺を広げる

そうすることでまた新たな画を生み出すことができる」


たとえば底辺の長さが1cmの正三角形がある

その正三角形の底辺を倍の2cmにすれば、

面積は4倍に広がるわけです

基本に戻って足元を強くすることで、また自分が大きくなれる


うじうじと悩んでいるよりも、

もう一度基本にもどってみる

その仕事の基本を見つめなおし

はじめた頃の自分の気持ちを思い出す


萩尾さんは自分の基本は

少女時代の心

何よりも漫画を描くことが大好きだという気持ち

だとあらためて思ったそうです



看護師の場合は、スランプとはいいませんが、

仕事をしていると、いろんなことにぶつかります

それを、壁という人もいれば、目標という人もいます


人生の様々なイベントの中で

仕事について考えることもありますね


迷ったり悩んだり、困難にぶつかった時に

自分は不幸だと嘆いたり、人のせいにしたくなったりします


そんな時

少し立ち止まって

看護の基本にもどってみる

看護師を目指していたころ、看護師になった時の気持ち


もう忘れちゃったわ

なんておっしゃらず、思いを呼び起こしてみるのも

よいかもしれません


看護部長  粕谷文子






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