6月26日(日曜日)
今日は私の母の誕生日です
大好きな氷川きよしくんのCDをプレゼント!!
ジャケットの写真を見ては、「きれいな顔ね~」
と、見とれている、かわいい母さんです
2年前に3度目の脳腫瘍の手術をしてから、
だいぶ経ちますが、あまり外へは出かけなくなりました
(でも、去年は氷川君のコンサートには行きましたけどね)
私が、看護師になったのは、この母の勧めです
私が小学生のころ、裏の家のおばさんが倒れました
(たぶん、脳卒中でした)
おばさんのところの、娘さんが看護婦さんで
おばさんが倒れた時、そばにいて
救急車が到着するまで、救急の処置をしていたんだそうです
おばさんは、半身に麻痺はのこりましたが
杖をついて歩けるまでに回復し、無事退院されました
このことがあってから
うちの母は、3姉妹のどれかは看護婦にと心に決めていたようでした
(自分の身を守れると信じて・・)
そして、長女の私に、白羽の矢があたりました
長女だし、家にのこるものと思っていたのでしょう
高校進学のころから「看護師はいいわよ、
女性も自立して、職業をもっていかないと」
と言われ、素直な私は看護学校へ進んだのです
母の思惑通り、私は看護師になりましたが
母の誤算は
私が、嫁に出てしまったことでしょう
そんなこんなで看護師になりましたが
今、本当にこの職業について、良かったと思っています
きっかけは、母の勧めでしたが
看護学校で勉強し、そして仕事を続けるうち
素晴らしい仕事だと実感しています
私が看護師免許を取得した時代から
医療看護の世界はめまぐるしいくらい変化しています
看護婦が看護師となり、看護の専門性はますます必要とされていますし
基礎教育は大学教育へとすすめられています
母が倒れた時、そばにいてあげられればいいなぁ
と思いつつ、元気な時に親孝行しなくては
と思う、一日でした
皆様も、
かけがえのないご両親・ご家族を
どうか大切に・・・
看護部長 粕谷文子