7月3日 日曜日
団扇・・うちわ
言わずと知れた、扇いで風を起こす道具ですが
かなり歴史は古く、江戸時代はゆうに超え古代からあったそうです
その語源は、翳(は)と呼ばれるおおいのようなものを用いて
害(ハエや蚊などの虫)を打ち払うことから「打つ翳」→「うちわ」となったのが一般的な説です
もともとは、儀式や行事などに使われましたが、
江戸時代に入ると一般大衆に普及し、町民文化が花開くとともに
涼(りょう)や炊事、装いや流行など、さまざまな場面で利用されました
電気やガスが普及する前、
昭和の時代になってからも
炊事もお風呂も火を焚いていたんですものね
現代では、広告に使われたり、スポーツ観戦や
アイドルの応援に使ってたりします
扇風機やエアコンが主流になり
ましてや昨今の猛暑には、団扇で太刀打ちすることも
難しいとは感じますが、
上手に使って、気分は涼やかに、過ごしたいものです
今年はひとつ
お気に入りの団扇を見つけて
熱い夏をのりきろう!
看護部長 粕谷文子