2月19日 日曜日
娘が、3月で大学を卒業します
就職先もきまり、春には家を出ていきます
子供の自立は親にとって、うれしいことのはずですが
引っ越しの日が近づくにつれ、・・複雑な心境です
数十年前、私の両親もこんな思いだったのでしょうか
私の進学した看護学校は、全寮制だったので、
家を出たのは18歳の時でした 7つ下の妹は小学生
学生の頃の寮生活は、今から思うと想像を絶するものでした
4人が一部屋に暮し、お風呂やトイレはもちろん共有です
テレビはなく、電話も取次のみでした
今ではちょっと考えにくいですよね
だけど不思議と、その頃は楽しかったですよ
テレビも電話もない生活も・・
県外からの学生もたくさんいましたけど、
孤立感や孤独感はなかったのじゃないかなぁ~
いつもワイワイしてましたから
看護学校を卒業したら、親元に帰る予定でしたが
(長女なので、そうすると思っていたんですよ)
人生はわかりません
結婚することが決まり、
その後、妹も嫁に行き
両親や妹と一緒に暮らすことはありませんでした
もちろん、おかげさまで、両親ともに健在なので
実家に帰れば、喜んで迎えてくれますが・・
学生から社会人になる
親の扶養からはずれて、自分でお金をいただき生活していくことになります
自分自身を振り返って考えてしまうと
もう一緒に暮らせないのかなぁ なんて
つい感傷にひたってしまいます
大丈夫!大丈夫!!
離れていても、家族は家族
と、子離れでききれてない自分に喝を入れつつ
娘には、周りのみなさんに助けていただきながら
しっかり社会に貢献できる人になってもらいたいと願います
看護部長 粕谷文子