5月24日 木曜日
読売新聞埼玉版より
埼玉県内で昨年救急出動が30万件を超えたという記事がありました
この数は、県内で2分に1回の割合で、救急出動している計算になるそうです
出動件数は右肩上がりに増加しています
1990年には約14万件、2000年には約20万件、そして2011年には30万件を超えました
出動件数の増加は、「高齢傷病者の増加」「急病の傷病者の増加」があげられる一方、
「明らかに軽傷であると思われる傷病者の増加」もあげられていました
県や市からは救急車の適正使用を呼びかけていますが
何が救急で、救急ではないのか、難しい場面も多いでしょうし
躊躇することで命にかかわる事態になりえるかもしれないと思うと
緊急時にためらうことなく、要請することも必要です
狭山病院の位置する埼玉県西部地区では
狭山市を含む入間市・所沢市などで、およそ3万件の救急出動があります
24時間、救急の現場ではたらくスタッフ、
緊急入院・緊急手術を受け入れるスタッフ、
患者さんを受け入れるために入退院調整をしているスタッフ
それぞれの現場で大変な思いをしながら、患者さんに
向き合ってくれていると思います
地域の救急医療を担う狭山病院として
安心して診察を受けていただけるよう
今後も努力を惜しまず、最善をつくします
看護部長 粕谷文子