社会人1年生となった娘が一人暮らしを始めて5カ月
時折掛かってくる電話の声は、いつも元気そうでほっとしています
それが、本心であればよいのですが・・
などと、逆に心配をしてみたりしています
学校でいじめを受けても親には相談しないとか
死ぬほど悩んでいても、心配掛けたくないからと黙っていたり
一緒に暮していれば、表情や態度で、分かってあげられるかもしれないけど
離れていると、そうもいきません
もうとうに成人も過ぎている大人ですから
自分の事は、自分で何とでもするでしょう、とも思いますが
勝手に心配するのが、親というものでしょう
自分を振り返っても
私も、高校卒業後に親元を離れていましたから
あまり、相談も連絡もしていなかったなあ、と振り返ったりもします
狭山病院の看護師寮にも、
親元を離れ、新社会人として、がんばっているナースが
たくさんいます
つらい時や苦しい時には、弱音を吐いてほしい
相談してほしい
その相手は同期でも、先輩でも、上司でも
私なんかでよければ、両手を広げて待ってます
一人でも、二人でも、信頼できる仲間がいてくれたらいいな
そう思います
娘が、「野菜食べてないなぁ」
と、この間帰ってきたときに、言っていました
もともと野菜が好きではなかった子でしたので、
家にいる時には、毎日食卓に、嫌いなピーマンやナスやいんげんが並び
とにかく出されたものは、残さず食べる!という我が家の食育
一人暮らしになった途端、野菜を食していない様子
確かに、嫌いなものをわざわざ買って来て食べたりしないものね
ただ、自分でもいかんと感じているらしく
「炭水化物しかとってな~い」と自責の念にかられていたので
嫌いな野菜をたっぷりご馳走してあげました
看護部長 粕谷文子