語られた思い

看護協会の委員会があり、

看護研修センターへ行ってきました

 

県内の各地から、委員になられた方と活動をしていますが、

今日はその第2回目の集まりです

 

委員会の運営は、委員長を中心として、

検討事項や作業工程について、話し合いすすめられますが、

みんなで協力して、スムーズに進められました

 

どんなことでもそうですが、コミュニケーションってホントにすごく大事で

さすがに、委員で出てこられる方は、みなさんお話上手で聞き上手です

 

そして何より、そんな方たちと出会い、ネットワークを広げられることが

すごくありがたいことです

 

委員の作業がひと段落して、皆で雑談をしていたところ

やはり、話題は、看護のこと

 

ご主人を亡くされ、ようやく1年が経つと、話してくれた看護師さん

長年、看護師をしていて、なんでもわかっていると、思ってた・・

患者に寄り添う・・とか・・家族の気持ち・・とか・・

だけど、

当事者でなければ、絶対わからないことがある

がんの患者の心理やケアを学び、看護に活かしているつもりであった

 

自分の身に何が起こっているのか

医療職なのに何もしてあげられない

看護師である自分が、こんな思いになるのであれば

そうでない人は、もっと不安で、もっとやりきれなくて

そう思うと、この経験を、何かに役立てたいと、おっしゃっていました

 

今思っても、

どうしてあげればよかったのか、これでよかったのか

 

在宅で看取るということは、自分が医療職であっても

簡単なことではなく、

また一人の力では到底無理であることを、話されていました

 

ようやく、人に話ができるようになったんですよ

という言葉に

これまでのおつらい気持ちがあったのだと、あらためて感じました

 

今日は、委員会の話し合いでしたが

いろんな思いに触れる日でありました

 

看護部長 粕谷文子

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