これまで、知られていなかったことが、解明されることは
ワクワクするし、楽しいことも多いはずです
ですが、病気に関しては、そうも言ってられません
原因がわかれば、予防や対策をたてられることは
よいですけどね
森や草むらにいるマダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスによる死者が国内で確認された問題で、厚生労働省は13日、新たに愛媛、宮崎両県内でも昨年秋、それぞれ成人男性がSFTSで死亡していたと発表した。
山口県の女性に続き、国内での死亡確認は3件になった。
同省によると、新たに判明した2人はいずれも38度以上の熱や血小板の減少などがあった。国立感染症研究所で2人の血液などを調べたところ、このウイルスの遺伝子が検出された。2人とも最近の海外渡航歴はなく、国内で感染したとみられるという。
マダニを介した感染を予防するには、山歩きや草むらで作業する際、肌を露出させない服装にする必要がある。ウイルスの感染力は強くないとみられるが、同省は万一、マダニにかまれて発熱などの異変を感じた場合は病院で診察を受けるよう呼びかけている。
(2013年2月13日 読売新聞)
副部長 粕谷文子