ある人と話をした時に「この病院はこの地域の要です。夜間に血管や心臓の手術など迅速にできる病院があるのは地域の住民にとってありがたいことです。」とお褒めの言葉をうけました。
そして、「救急外来では、受診した患者が満足しているか?」と質問されました。
「救急外来の質を上げていかないと」と奮闘している毎日の中で、疾患の理解と並行して、救急を受診する患者の心理など精神面の看護も学習をしてきました。
しかし、どうしても疾患に目がむき、ミニドクターになっている傾向があります。
たとえば、「痛みの患者に対して、体位の工夫はできたのか?」
「待合で待っていただいている患者さんに声をどれだけかけられたか。」
「空調や防寒などの配慮は?」
「説明に納得して帰られたか。」
来院した患者さんすべてが、病名がわかったり、痛みがとれたりするわけではないですが、言葉のかけ方や説明によって痛みの緩和や納得による満足感を得ることもあります。それは、救急の中での看護の力ではないかと
患者さんのためになにかできるか・・・。考えさせられました。
「もっと看護をしよう」を合言葉に!!
スタッフにも働きかけていこうと思います。
看護科長 須田 恵美子