清瀬の駅から看護協会の研修センターへ歩いていた時のこと

train歩いていたのは散歩じゃなくて

もちろん研修参加のためだったので

朝、8時30分頃のことですrun


私の後ろを同じ方向に歩いてくる

おかあさんと男の子


聞くとはなしに、微笑ましい二人の会話が聞こえてきましたheart01


「マー君も自転車にのる~!」

  (徒歩と思っていた二人は実は自転車を押して歩いているおかあさんと男の子でした)


「どうぞ~! 早く乗ってください。

そうしたらママも自転車こいで行けるから!」

     (??どういうことかな??)


「だって~!ぼく!前に乗る~!」

「だめよオ!前にはショウ君が乗ってるでしょう!」

  (自転車には前と後ろに子供用の座席がついていて前の席はすでに弟君のものになっていました)

  (おかあさんと男の子だと思っていたら、おかあさんと男の子と男の子でした)


「まー君、自転車に乗る~!」

「は~い、乗ってください」


「まー君、前に乗りたい!」

「ダメ!ショウ君が乗ってるでしょう、乗らないんだったら、ママ乗ってっちゃうよ!」


たまらなく、様子を確認したくなってしまって

なにげなーく後ろを振り向くと


自転車を押しているお母さんと、

お母さんの上着の裾を握って歩いている4歳くらいの男の子

前席には、2歳くらいの男の子が、ちょこんとすわっていいました


「マー君さぁ、ママが呼んだとき、あそんでたよねぇ」

「 ・ ・ ・ 」

「出かけるよオって言った時、おもちゃしてたよねぇ」

「 ・ ・ ・ 」

「しょう君は、ちゃんと来たよ」

「うん」

「しょうく君先に来たから、前に乗るけど、いい?って聞いたよね」

「それでも、マー君は、お支度しなかったんダヨ」

   (お母さんの説明は、家での様子が手に取るようにわかります)


「ママさぁ、自転車こいでいきたいなぁ」「まー君、どうする?」

「 ・ ・ ・ 」


すると

おかあさんは、自転車のスタンドを立てて、止まりました

  (と思います。私は前を歩いているので、少しずつ声が、遠のいていきます)


またまた振り向くと、今度

おかあさんは、まー君の目をのぞきこむように

しゃがみこんでいました


「今日は、前には乗れないよ」

「しょう君が先に乗ってるからね」

「しょう君はおりこうにしてたからね」


「明日は、まー君、おもちゃしないでお支度できる?」

「そしたら、明日は、まー君が前に乗ろうね!」

「うん!」


その数秒後

私の脇を、自転車がスーッと、追い抜いていきました

自転車の後ろの席にはマー君がのっていますlovely


「きょうはねぇ   ほいくえんのぉ     くんがぁ  ・  ・  」

「ヘぇ    そうなんだ ・  ・  」


先を行く二人の会話は楽しく続いているのでした



おかあさんは男の子の話を聞くために

そして自分の気持ちを伝えるために

相手の目線に自分の目線をのせて

会話をしていました


若いおかあさんの

男の子に向かう姿勢に感動でしたconfident

  


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