「看」という字….

「看」という字は「手」を書いてその下に「目」と書き、目の上に手をかざしてものを「みる」という意味を表しています。
手をかざすのは遠くをしげしげとみるときの動作。
そこから「見抜こうとする」「見守る」という意味ももつようになりました。
古代中国では、目には呪力があると考えられ、「みる」ことは特別な行為とされていました。
その対象に霊的な働きかけをし、内部の奥深くへと入り込んでいく行為が「みる」だったのです。
まずは目の上に手をかざし、状況を俯瞰しながら遠目で「みる」。
次にその手を直接さしのべ、おだやかな気持ちでゆったりと「みる」。
不安を取り去ったそのあとで、ひらかれたこころの中を「みる」。
「看護」「看病」の「看」、「看る」という字には、人が人を思いやり、関わろうとするときの基本が示されています。
「看」という漢字には、看護の原点があると思います。

「看」という字のもつ本来の意味を今、改めてかみしめ、患者さんの“心まで看る”看護を提供することを心掛けていきたいと思います。

 

さて、現在、新型コロナウイルス感染症[COVID-19]が全国で流行し、合同就職説明会やインターンシップ体験への参加を検討していた学生の皆さんにとっては、就職先に関する情報収集の場が少なく、多くの不安を抱えているのではないでしょうか?
多くの自治体で「緊急事態宣言」が解除されていますが、学生のみなさん、入院患者さんの健康に配慮し、6/13(土)就職説明会オンライン開催することを決定しました。

 

WEBサイトやパンフレットではわからない事[病院の雰囲気、教育体制や研修内容、就職を決めた理由、看護師寮について など]を先輩看護師に直接確認するチャンスです。
ぜひ、この機会に オンライン就職説明会に参加してみませんか?

 

 

[開催日] 2020年6月13日(土)
[時間] 第1回 13:00~14:30 / 第2回 15:00~16:30
         ※各回定員 6名ほど。人数調整のため、ご希望回に参加できない場合もあります。
[申し込み] 就職説明会のお申し込みはこちら
[締め切り] 2020年6月5日(金)

 

 

実際に自分の目で見て、病院の雰囲気を感じるチャンスです。
多くの方のご参加 お待ちしています。

 

 

 

看護管理室

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