appleコースⅡ -がん看護コース 第3回-

今日は、がん看護コースの第3回目。

コミュニケーションスキルの1つ、SPIKES(スピークス)について学びました。
悪い情報でも、それぞれの項目に配慮し対応すれば、患者さんとの信頼関係を保ちながら、内容を正しく伝えることが可能となります。

 

【S】 setting -場の設定-
適切な面談環境を設定する。
プライバシー配慮し、安心して落ち着ける環境を準備すること。
必要な場合は、患者さんの家族や友人にも同席してもらう。

【P】 perception -患者さんの病状認識を知る-
患者さんが自分の状態やこれからのことをどのように考えているのか、どのくらいまで理解しているのかを知ること。

【I】 invitation -患者さんはどこまで知りたいのか把握する-
患者さんがどの程度の情報を知りたがっているのかを確認すること。
悪い情報も告知することが一般的になってきていますが、知りたくないという方もいます。
患者さんの気持ちを尊重しましょう。

【K】 knowledge -情報の共有-
治療の目的や経過がどうなっているのか、診療情報を患者さんと共有すること。
患者さんは病名を認識していても予後の認識は不十分な場合があるので、わかりやすい資料を用いるなど、患者さんの理解度を確認しながら情報を伝えましょう。

【E】 emotion -感情への対応-
悪い情報を伝えられたら冠者さんがどんな気持ちになっているのか共感しながら、一方では客観的に患者さんの様子を確認して対応すること。

【S】 strategy/summary -戦略/要約-
最後に、患者さんに話したことや今後の計画等のまとめを伝えること。
今後の方針を明確にし、現実の中でできる最善のことを患者さんと一緒に考えていく姿勢を示す。

 

 
実際にどのような対応をしたら良いのか…事例をもとにロールプレイングを行いながら学んでいきました。

 

 

 

 

 

 
患者さんとの信頼関係を築いていくうえでも大切なコミュニケーションスキルです。
ぜひ 臨床の場で活かしていってください。

 

 

 

看護教育センター

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