「長生きすりゃ いいってもんじゃない」日野原重明 多湖輝 幻冬舎 2010
生きるってなんだろう
生き方にいいも悪いもあるのでしょうか
高齢社会と言われる現在そしてこれからの未来に
いあわせに長生きするヒントがつまっている
そんな、1冊です
第1章に
「私は年を取るのが大好き」とあり
「六十五歳が高齢者」という屈辱と題して、日野原先生が語っています
六十五歳が高齢者と国連で定義された50年前、
日本人の平均寿命は六十八歳でした
百歳以上の方は、125人しかいませんでした
それがいまはどうでしょう
日本人の平均寿命は女性が八十六歳、男性でも七十九歳にまで延びています
当時とは平均寿命が二十歳も違ってきているのに、
六十五歳を高齢者と呼ぶことに違和感があります・・・と
確かに・・
65歳を老人と呼ぶには気が引けるほどに
私の周りの先輩方も、とてもパワフルな方ばかりです
豊富な経験の中から培われた能力と
魅力的な人間性に学ぶことばかりです
仕事に、趣味に、年齢制限などというものは
必要ないのかもしれません
幸せに、時を過ごし、長さではなく価値のある人生を
送れますよう精進いたします
看護部長 粕谷文子