おかげさま
お影・様
おかげさまで今年も何とか、元気ですごしています・・
おかげさまで、娘もこんなに大きくなりました・・
などなど、
小さいころから、身近な大人がよく話していましたから
意味を考えるというよりは、感覚で、
きっとありがたいことの時に使うんだろうなぁと
たぶん、こんな風なことなんだろうなぁ
と感じながら、
自分自身も大人になってからは、挨拶のかわりとしても
使うことが多くなった言葉です
おかげさま
お蔭・様
「感謝する時に使う言葉。」
「 他人から受ける利益や恩恵を意味する言葉」=「お蔭」
に「様」をつけて、丁寧な言い方になっています
陰と言うのは陰陽の陰
太陽と天地を支配する神
太陽は偉大な存在と考えられ、それによってもたらされる陰
陰は人智では作ることが出来ない貴重なもの。
したがって、神仏の力によって、ひいては人の情け、恩恵によって
なにかが成された時に、使われていたものです。 ・・語源由来辞典
家族が元気で暮らせていることも
当たり前のように、仕事ができることも
今、自分がここにいることも
お蔭様で・・ということです
自分が意識の中で考えたり、感じていることは
ほんの一部分だけなのかもしれません
自分がこうしていられるということは、
影となり、日向となって、支えてくださる人がいるからにほかなりません
「おかげさまで」
この言葉をつかう時、
心から感謝の気持ちを込めて、伝えたいと思います
そして、できるならば、
誰かのお役に立てるような人間になりたいです
まだまだ、修行中です
看護部長 粕谷文子