フレッシュナース Summer研修Ⅱ

今日は、集合研修。

久しぶりに、1年目看護師の同期が集まりました。

 

「患者理解を深めるようⅠ -看護過程Ⅱ ステップアップ- 」では、看護師長2名により、看護診断・看護過程の展開について、『NANDA-Ⅰ看護診断』を用いて講義が行われました。

「看護師の仕事」といえば、一般的な認識として、治療を行う医師の補助や患者さんの身の回りのケアが挙げられます。どちらも重要な仕事ではありますが、実はそれだけではありません。看護師にとって最も重要な仕事、それは「看護診断」です。この「看護診断」は医学に基づいた医師の診断とは別に、看護師がくだす看護上の診断のこと。医師の治療で、たとえ病気そのものは回復に向かっていたとしても、眠れない・孤独・不安…など様々な後遺症を併発してしまう場合があります。そんなとき、それらのサインを逃さずキャッチするのは、患者さんと触れ合う時間の長い看護師の役目。看護師は、的確なアセスメントで状況を把握し、患者さんにとって今、何が必要であるのかを見極め看護診断し、改善へと導く看護治療を計画します。そして、この「看護診断」がきっかけとなり、それぞれの専門医療チームを動かしていくケースもあるのです。

今日の研修はその導入編。患者さん・家族のニーズを知り、看護過程を考えるきっかけとなれば嬉しいです。

 

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また、「医療安全を理解しよう」では、医療安全対策室 師長は講師となり、医療安全へのカギとなる考え方を学ぶこと・現場で起こりうる医療事故を学ぶことを目的として講義が行われました。

インシデント・アクシデント報告の必要性を理解し、事例から安全行動を理解することができるようになっていくことを期待します。

 

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今日の研修を臨床の場でしっかりと活かしていってください。

 

看護管理室

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救急の日

 

今日は、「救急の日」。

9[きゅう]9[きゅう]の語呂合わせから、救急医療関係者の意識を高めると共に、救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深める助とを目的として、昭和57[1982]年に厚生労働省によって定められました。

 

 

今年の救急の日のポスターは、

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「救命活動に間違いはない!見つけよう!自分にできること!」
救命活動において真っ先にイメージされるのは胸骨圧迫やAEDですが、それ以外にもできる行動はたくさんあります。
子どもから大人まで些細なことでも自分ができることを見つけ、勇気をもって行動してほしいという願いを込めて作成されました。

(参照:一般財団法人 救急振興財団

 

 

 

当院では、全職員(医師・看護師だけでなく、事務や技師も)がBLSを取得しています。

未取得者を対象に年に1度 講習会が開催され、全員が一次救命処置を行えるようにしています。

 

より良い医療を提供していけるよう 日々 努力していきたいと思います。

 

 

看護管理室

 

 

 

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既卒入職者 フォローアップ研修

 

2020年4月1日以降に入職した既卒看護師 約50名を対象とした集合研修を実施しました。

例年 既卒看護師も新卒看護師と同様に定期的に集合研修を行い、技術や知識を深めていってもらいます。

今年は、新型コロナウイルス感染症[COVID-19]感染予防のため、集合研修を実施できず、配属先での実地研修のみとなっていました。

今日は、広い会場で3密を避け、感染予防策を徹底した中での研修です。

 

感染管理室 師長・主任が講師となり、「埼玉石心会病院 感染対策の現状から新型コロナウイルス感染要望対策~」の講義・グループワークが行われました。

 

現在の感染対策で不安なこと、疑問に思うことをこの研修で解決できたのではないでしょうか。

 

参加者たちは、他施設[病院]から転職してきた同期入職者のネットワークを広げ、情報交換を行い、交流を深めていました。

 

 

 

今日の研修が当院での看護を実践していく上での土台になってくれると良いと思います。

 

看護管理室

 

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レモンナース Summer研修Ⅱ

今日の研修は「フィジカルアセスメント」。

講師は 集中ケア認定看護師 2名です。

フィジカルアセスメントでとらえたニーズを共有すること、SBARについて理解することを目的として研修が行われました。

 

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SBARは緊急時、簡潔にもれなく報告を行うためのツールです。そのため、“Situation(状況)”から報告をするようになっていますが、一般的には最初に「自分が何者」で「誰(何号室の○○さん)」の報告をしたいかを宣言することが安全面からも求められます。

 

【S】Situation[状況、状態] -患者さんに何が起きているのか-
【B】Background[背景、経過] -患者さんの臨床的な背景・状況は何か-
【A】Assessment[評価] -私が考える問題は何か-
【R】Recommendation[依頼、要請] -私の提案はこれです-

 

報告は、事実のみを伝えることとは異なります。
何のためにその報告をしようとしているのかが大切です。自らの考えや、依頼したいことを伝えるのは、最初は難しいことですが、ぜひ挑戦してほしいと思います。

自分の考えを持つことは、患者さんにどうなってほしいのか、何が必要なのかを考え、ケアを追加修正することにつながります。「今、何が起きているか?」「今後どうなることが予測されるか?」「何を必要としているか」を考えるようにしていきしょう。

 

 

看護管理室

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ライムナース Summer研修

ライムナースとは、3~4年目の看護師のこと。
フォロワーシップの必要性を理解、リーダーシップを学び部署内での役割を認識することを学んでいきます。

今日は、看護倫理についての研修。
倫理と聞くと、哲学的でとても難しいもの、というイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、「倫理」の意味を正確に知れば、そのイメージは払拭されるのではないでしょうか?
「倫理」とは、簡単に言うと、次のような意味を持っています。

 

倫理

 

つまり、社会生活を送る上での一般的な決まりごと、と捉えることができます。

 

看護倫理とは、いわば看護師が業務を行う上で守るべき「道徳」や「規範」のことで、質の高い看護を提供するための「考え」や「行動」の指針のことです。

 

医療を受ける患者・家族の価値観とは…
患者・家族が医療に望むこととは…
医療者との違いとは…
倫理的問題を考える上での看護師の役割とは…

 

事例を交えたグループワークを行い、これらのことについて理解を深めていました。

 

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今日の研修を今後の業務に活かし、リーダーシップ・フォロワーシップを意識的に発揮していってください。

 

 

看護管理室

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フレッシュナース Summer研修Ⅰ

 

約1か月半ぶりの集合研修。

集中ケア認定看護師 2名による『フィジカルアセスメント』についての講義です。

 

 

フィジカルアセスメントとは、「フィジカル=身体的な」「アセスメント=情報」を意図的に収集・判断して共有する思考過程を意味する言葉で、問診とフィジカルイグザミネーションを用いて身体的健康上の問題点を明らかにするために、全身の状態を系統的に査定することです。「必要な看護ケアを明確にし、根拠に基づく看護ケアを行う」「実施した看護ケアを評価する」ためにフィジカルアセスメントを行います。

 

今日の研修は、「患者の身体的ニーズを捉えるために必要なフィジカルイグザミネーションを身につける」こと、「問診・視診・聴診・触診・打診の留意点を知り、実践できる」ことを目標に行われました。

 

 

フィジカルアセスメントは患者の心身の侵襲を少なくするために、以下の5つの手順(フィジカルイグザミネーション)で行います。

①問診:患者の訴えを聞く

②視診:患者の全体を観察し、身体の機能も異常がないか確認

③触診:患者に触れて、皮膚の状態や痛みの部分を正確に知る

④打診:患者の身体の表面をたたいた振動から、ガスが溜まっているかなど内部の状態を知る

⑤聴診:聴診器を使用し、呼吸音や心音、血管音、腸音などに異常がないか確認

 

 

具体的にどのように行うのか、同期と一緒に確認しながら、研修が行われました。

 

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患者さんの訴えは、臨床ではよく耳にすることばかりです。

その中から命に関わるのか、緊急性はどうなのか、最悪な場合どう動くのかをイメージするスキルを高めていく必要性があります。

 

 

今日の研修で学んだことは、「ナーシングスキル」-自宅でも利用可能!な オンライン看護技術教育ツール-でも確認ができます。

 

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日々 学ぶことが多く大変だと思いますが、この経験を臨床の場でしっかりと活かしていってください。

 

看護管理室

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オンライン就職説明会・看護師 採用試験 追加開催決定‼

2020年初旬より、新型コロナウイルス感染症[COVID-19]拡大防止のため、都道府県を跨いだ移動や不要不急の外出が制限されています。これに伴い、就職活動を思うように行えず、不安を抱えている学生もいらっしゃるのではないでしょうか。

このような状況を鑑み、当院では、【 オンライン就職説明会 】【 看護師 採用試験 】を下記日程で追加開催することが決定しました。

 

 

【 オンライン就職説明会 】 -ビデオ・WEB会議アプリケーション『Zoom』利用-
[内容] 病院概要・教育紹介、1~3年目看護師からの話、院内施設見学、質疑応答
[日時] 9/12(土) ①13:00~14:30 ②15:00~16:30
     ※各回 定員6名
[申込方法] 就職説明会WEBサイトより申込
     ※申込確認後、MAIL 及び 封書にて参加方法・プログラム等詳細をご案内します
[申込締切] 9/4(金)

 

 

【 看護師 採用試験 】
[日時] 10/10(土) 9:00~12:30
[申込方法] 採用試験WEBサイトより申込の上、受験必要書類を郵送
     ※申込確認後、MAIL 及び 封書にてスケジュール等詳細をご案内します
[申込締切] 10/2(金)
[必要書類提出期限] 10/2(金) 17:00
 

 

採用試験時の感染予防策はこちら

 

 

ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

 

看護管理室

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8/8(土) オンライン就職説明会 開催しました。

今回で5回目となるオンライン就職説明会。

※地方在住者限定企画を含むと6回目の開催。

 

学校の授業が再開して忙しい中 、石川県・福井県・埼玉県の学生が参加してくれました。

当院の概要説明後、「就職を決めた理由」「病院・病棟の雰囲気」「研修の内容・様子」などについて、1~2年目の先輩看護師が話してくれました。

また、参加学生から直接先輩看護師に質問する場面も見られました。

施設見学はオンラインで実施し、実際に自分が歩いているのと同じ目線で院内設備などを確認することができたようです。

 

参加学生からは、次の様な質問もいただきました。

Q.男性看護師はどのくらいの人数が在籍しているの? 病棟によって偏りは

あるの?

男性看護師は全看護師の1割強 在籍しています。

病棟によって男性看護師の人数は変わってきます。現在 1~10名前後 各病棟に配属されています。

 

 

Q.看護師寮には毎年どれくらいの人数が入寮しているの? 病院からの距離は? 広さは? 住みやすさは?

入職者の7割ほどの方が入寮を希望しており、希望者は必ず入寮できます。

通勤圏内(病院から2km以内)に複数の看護師独身寮(1DK・オートロック・エアコン付)を完備しています。
大家さんが違うため、寮費・部屋の広さ・設備などそれぞれ異なりますが、入寮時に寮を選ぶことはできません。(寮費は築年数毎に異なります)
病院で寮の割り振りをします。(優先順位はありません)

2kmほど離れた距離にある看護師寮の近く[さやま総合クリニック前]から当院まで20分に1本 無料のシャトルバスが出ているので、通勤に利用できます。

また、入寮できるのは、夜勤可能な常勤看護師のみ。すべての寮が男女混合の独身寮で、ペットの飼育は禁止しています。

近隣には、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、大型ショッピングモールやアウトレットもあります。都心へも電車で1時間弱。充実したOFF TIMEを過ごすことができます。

 

Q.夜勤に入るまでの流れはどうなっているの?

毎年、6~8月に「夜間患者体験」×1回、「夜勤シャドーイング」×2回を行っています。

「夜間患者体験」では、実際に病棟入院ベッドで1晩過ごします。オムツを着用したり・抑制されたり・シーネ固定されてみたり…と実際に患者さんが体験しているのと同じ環境で過ごし、患者さんの気持ちを理解することを目的としています。

「夜勤シャドーイング」では、先輩看護師の夜勤をシャドーイングし、夜間業務はどんな事があるのか、患者さんにどんなケアを行っているのかを学びます。

 

その後、遅番や先輩看護師がフォローにつきながらの夜勤を経験し、夜勤独り立ちをしていきます。

 

Q.希望通り配属されるの? 1年目看護師でもER総合診療センターや手術センターにも配属されるの?

全部署に1年目看護師が配属され可能性があります。

配属先は、一般病棟のほか、ER総合診療センター・手術センター・ICUにも配属されます。(ER総合診療センターに配属しない年もあります)

ただ、希望通りに配属されるとは限りません。

採用試験時に適正を判断して配属先を決めています。(配属希望を聞くことはありません)

希望通りの部署に配属されなかったとしても、基礎をしっかり学ぶ為と考えて看護業務を行ってもらいます。

基礎がしっかり身についたと思えた時には転属願いを出してください。

 

 

約1時間30分という短い時間でしたが、参加してくれた学生の皆さんが就職先を決める指標の1つになっていたら嬉しく思います。

 

 

 

当院では、感染対策を徹底し、 採用試験を実施しています。

【採用試験】

  第5回 9/12(土)  9:00~12:30 [申込締切 9/4(金)]

 

患者さんの“心まで看る”そんな看護師になりたい方 共に成長してゆきましょう!

 

採用試験の申込はこちら

採用試験時の感染対策について

 

 

 

当院のでインターンシップ体験は再開目途は立っていません。

関東圏及び全国の新型コロナウイルス感染症[COVID-19]の流行状況を見ながら、再開を検討していきます。

再開時期が決まり次第、WEBサイト上や学生の皆さんへのMAILでご連絡します。

 

看護管理室

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ケーススタディ計画書 発表会

昨年[2019年]4月1日に入職をした新卒看護師を中心とした34名が「ケーススタディ計画書」を発表しました。

ケーススタディは、自身の看護技術の向上や“気づき”を得ることを目的としています。

自分の力でアセスメントや看護診断などを行うことによって、問題解決のプロセス構築や倫理的思考の訓練を行います。

 

今日は、「計画書」の発表です。

発表者は日ごろ看護実践する中で疑問に思った事などをテーマに挙げ、どのような方法で実践し学びを深めていくのかについて発表していました。

 

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質疑応答では活発に意見交換がされており、今後ケースを行う上でたくさんの学びを得られたのではないでしょうか。

4月に入職した1年目看護師も来年の発表に向けて、先輩たちの発表からたくさんの事を学んだようです。

今日学んだ事を来年の発表に活かしてくれるよう 期待しています。

 

 

看護管理室

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大輪の花火

 

8月3日(土)・4日(日)の2日間にわたって開催される予定だった「入間川七夕まつり」。

今年は、新型コロナウイルス感染症[COVID-19]感染拡大の影響で中止となってしまいました。

「入間川七夕まつり」は150年以上前から続く、埼玉県狭山市の伝統行事です。

街中には、約130本以上の竹飾りが飾られ、多くの露店が出店し、初日には約3000発もの花火が打ち上げられ、病院からも花火を見ることができていたのですが…

患者さんをはじめ、職員も「夏の風物詩を感じることができなくて、寂しいなぁ」と感じていました。

 

 

昨日の夕方の時点では、殺風景だった4C病棟の入り口。今日の朝には、このような飾り付けがされていました。

 

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マスキングテープでできた大輪の花火。

スタッフの心遣いに心が温かくなりました。

 

 

看護管理室

 

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